子供を持つこと

結婚を意識してからというもの、これからずっと同じ職場に通い続けることの閉塞感みたいな感覚が急速に沸いてきてしまったのだけれど、道端の草花とか、食材とか、季節によって少しずつ変化するものを意識してみることによって、それがちょっとした生活のスパイスになることが分かった。これから何とかこの閉塞感と騙し騙し付き合っていける糸口を得たような気がした。

思えば、学生時代であれば将来の姿なんて分からないし、環境も急速に変化していくから、閉塞感を感じることもなかった。一方で、大人になってみると、こういうスパイスと表現するレベルの小さな変化すらも貴重になる。

夫婦が子供を設けるというのも、ここら辺のメリットが大きいんじゃないかと思う。大人に比べて子供は変化のスピードがとても早いから、子供は夫婦生活に閉塞感を感じさせないための重要な要素になるだろう。前にネットで、暇つぶしで子供を産んだ、と言っていた人がいたけれど、自分が一番なるほどと思った動機だった。子供が全然欲しくない自分にとっては、世間的な圧力を感じるから子供を持つというのは、気がすすまないことだったけど、こういうメリットがあるということなら選択肢になる。

暇つぶしで子供を持つというと、なんか倫理的に微妙な感じが醸し出されるけど、こんな時代だからこそフランクな理由もアリかもなあと思う。